第22回卒業式(てだこ学園大学院)
本日、22回目を迎えるてだこ学園大学院の卒業式が行われました。
2ヵ年の過程を修め、高齢化社会の指導者として識見を深めた、
約50名が巣立ちました。
この「てだこ学園大学院」は昭和63年(1988)に開学、
今年で22年目という歴史があり、県内では老舗の生涯学習講座です。
高齢者の居場所・やりがいづくりの場として続いてきました。
去る8月に話を伺った、副学園長の真喜屋氏によると、
「家庭で、または社会で積み重ねてきた経験をお互いに活かし合い、
学び直す場として、参加者が口をそろえて来てよかったと言っている」そうです。
本日の卒業式、晴れ晴れとした笑顔の卒業生が印象的でした。
浦添市の歌が斉唱された後、浦添市長からは
「卒業後も、どんな夢でもいいので夢を持ち続け、邁進し続けて欲しい」
との祝辞がありました。
1人1人に卒業証書が授与され、
引き続き皆出席賞、出席優良賞などが授与されました。
式典後、例年祝賀会が開催される予定でしたが、
3月11日に起きた東北地方の大震災の被害に鑑み、
祝賀会や音楽の演奏等は中止としたそうです。
また、祝賀会のため集めた会費を全額、義援金に回すということを
会場の拍手で承認していました。
胸がいっぱいになる瞬間が、何度もある卒業式でした。
60歳以上の方のみ入学できるてだこ学園大学院。
おめでとうございますと、
ありがとうございますを
お伝えしたいと思います。
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