(浦添市)平成22年度てだこ市民大学
浦添市では「てだこ市民大学」という市民大学が開設されています。
本日、琉球大学教育学部の学生さんの社会教育実習の一環で
「市民大学講座に関すること」という研修があり、
是非とも聴いてみたい!ということでお邪魔してきました。
丁寧なご説明をしてくださった、事務局の幸喜さん、ありがとうございます。
さて、昨年始まったこの「てだこ市民大学」は
「第三次浦添市総合計画」の下、
「第二次浦添市まちづくり生涯学習推進基本計画」の中の
「まちづくり生涯学習」推進の目玉事業として始まりました。
浦添市長からの諮問に応じ、二度の答申を行い、
約一年間での開学を目指したということです。
「てだこ市民大学」の理念と目的も非常にはっきりしています。
浦添市のために活躍してくれるキーパーソンに育ってほしい、
ということが学生に求められていることなのだそうです。
自分の為の学習だけにとどまらない、
地域の為の学びの場と言えます。
内容にも注目です。
まず、本当の大学のように、
一般出願、推薦出願があり、書類と面接による入学審査、
そして、ほぼ毎週授業があり、卒業研究を経て
「てだこ学士」(市独自の認定資格)が授与されます。
二ヵ年制なので、初めての卒業生が出るのが来年の春。
てだこ市民大学卒業生はどんな活躍を見せてくれるのでしょうか。
この先も目が離せません。
準備段階から、多くの方の力が結集し、
みんなで作り上げた!という印象を強く受けました。
課題も、もちろんあるようですが、
関わっている皆さんがとにかく楽しそう、いきいきしている、そう感じました。
後日、てだこ市民大学の授業も取材させていただこうと思います。
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平成23年度の九州ブロック社会教育研究大会は沖縄県で開催です。(11月頃)
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