(自主研修会)島尻地区社会教育委員連絡協議会

学振

2010年09月30日 15:21

9月29日(水)
島尻地区で社会教育委員連絡協議会自主研修会が開催されました。
島尻地区では毎年一度開かれ、社会教育委員等の意識向上、
情報交換の場として活用されています。
講話の後、情報交換の時間があり、市町村ごとに参加者の紹介、
主な活動や現状が報告された。研修会がなければ知り得なかった情報が交わされ、
意義深い時間となりました。

趣旨:
社会教育の重要性について認識を深めるとともに、
各市町村における社会教育の現状等について情報交換し
社会教育委員等の活動の活性化について
協議することにより島尻管内の社会教育の振興に資する。

共催:
・島尻地区社会教育委員連絡協議会
・沖縄県委託事業 社会教育委員等資質向上支援事業

場所:島尻教育事務所

【内容】
・講話
・情報交換
まず、島尻地区社会教育連絡協議会会長久保田暁氏から
「私たちが地域の中で何をどうするか」行政のこの指とまれではいかなくなったとし、
自分たちが担い手となり、今日の研修会が終われば、具体的に何をするかと一歩踏み出してほしいとの挨拶があった。
次に、島尻教育事務所長山中久司氏より、飲酒運転に寛容な状況や夜型社会を改善する必要性について等
社会教育のますますの重要性を説いた。

講話は「社会教育における担い手とその育成」と題し、
NPO法人なはまちづくりネット 代表大城喜江子より講話があった。
繁多川公民館で実際に開催した講座をいくつか紹介しながら、
なかでも沖縄在来種の大豆を地域の人々が栽培・普及し
「昔の繁多川豆腐」を再現する中で、
住民間のコミュニケーションの場・機会を広げ地域の更なる活性化、
まちづくりの一助とする取り組みを紹介。具体的な地域の人の名前と活動も紹介しながら、
学社融合を体現している様子を、
地域の人によるお手製の農具(ニクブク・クルマ棒)も見せながら説明した。

また、地域の人と地域の旧跡をまとめた地図の作成や、
地域の人の優れた部分にスポットを当てた「すぐりむん」認定など、
公民館の立ち位置としていかに地域の人を主役にする縁の下の力持ちになるか、
ということもポイントだった。

自主研修会ということで、思いのある人が集まりとても充実した時間となりました。

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