9月7日(火)は那覇地区の社会教育指導員連絡協議会にお邪魔しました。
今月は小録南公民館にて開催され、20名の参加がありました。
那覇地区の社会教育指導員連絡協議会は毎月一度開催されています。
講話の後、情報交換の時間があり、各公民館同士、
社会教育指導員1年目の方~ベテランの方までが普段から協力し合い情報交換が交わされていることが、
和やかな雰囲気から感じられました。
ある指導員の方の話では、
昨年開催した一つの講座に
他の公民館で以前に開催した講座で使ったものをもらって再利用したり、
知り合いの指導員の方に使用できそうなものをもらったり、と
協力してもらって開催できたよ、ということでした。
【内容】
・講話
・情報交換
講話は「指導員の資質向上について」と題し、
当NPO法人なはまちづくりネット 代表の大城喜江子より
繁多川公民館で実際に開催した講座「都会でサバイバル」という少年教室を例にとり、
教育的な視点で野外一泊学習を見た場合の具体的な話がありました。
また、沖縄県在来大豆を使った豆腐を復活させている「あたいぐわープロジェクト」で
地域の人を主役にすることはもちろん、学校の教師と地域の人とをつなぐため
お茶会を開催するなど、顔を合わせて、いい意味での「断れない関係づくり」を
進めていることなどを聞きました。
さらに、教育基本法第3条の生涯学習の理念に基づいて「学んだことが活かされる社会」を具現化しようと
公民館利用者が事業を企画し「教える側」となる「利用者が先生!100人が学びあった夏休み」
の取り組みも紹介しました。
公民館が学校と家庭以外の居場所となるように、との思いで
また、公民館が地域と学校をつなぐ場所となるように、との思いで運営をしているということでした。
講話の冒頭、「そもそも指導員の資質向上とは?」との問いに対する
参加者のみなさんのお答えを載せておきます。
・利用者が何を求めているのか探ること
・時代の流れに沿った何が必要か学ぶこと
・まわりを見る力や知識をたくわえる
・さらに上を目指す
・自分自身の向上心
・公民館がどういう役割を持っているのかというところに注目して講座を企画する
・社会教育分野の専門知識を持つ
・地域の情報が集まるための資質を高める
・自分が一歩進むためのことをする
指導員の資質の向上・・と言っても、何が答えということはないようです。
それぞれの方が、真剣に考えていらっしゃるんだなということがよくわかりました。
協力し合えば、一館では出来ないことも可能になる、
とてもすごいこととです。
他の地区の指導員の方々の連携の様子なども是非教えてください。
小録南公民館は屋上緑化がされていて、
公民館と図書館に四角く囲まれるように、
大きなガジュマルの木が植わっていました。
小録南公民館>>